『働くお茶の機械と道具』イラストコレクション

お茶という面白くて奥深い世界が身近にあるということを知っていただきたいと始めた茶淹ですが、その昔、店主はデザイン業界でトレースというマイナーな仕事を生業としておりました

 

それが今。ひょんなことから「持ってるスキルは使わなあかん」となってこのシリーズが始まりました

働くお茶の機械や道具であれば何でも描きます。。。というわけではありませんが、同じ機械であっても設置されている場所や背景などによって随分と違った感じに仕上がる場合があり得ます

というわけで、もしかしたら今後同じ機械を描かせていただくために生産者、関係者様にお願いするかもしれませんのでよろしくお願いいたします

 

個別に下絵の素材使用許可はいただいておりますが、イラストの転載、コピー、複製は固くお断りします

掲載イラストには「転載不可」の文字を入れています。予めご了承ください


順番的にはこのシリーズを始めるきっかけになった最初のイラストです

 

蒸し製の工程と違って、釜が特徴的なこの機械は「釜炒り茶」と呼ばれるお茶を製造する時に使われるものです

 

お茶ってどれも同じ〜と思っておられる多くの方に、こういう製法のお茶もありますとお伝えする場合に、言葉では伝わらないし、写真だとスルーされることもあるけども、イラストは多少なりとも??と思っていただくのに有効な手段になるのではないだろうかと

 

描いていてそう思えるようになったのです

 

R2.3.15/工場背景を加筆しました

 

drawing order1 


もうその動きがとてもセクシー?なお茶を揉む機械

その名も

「みんな大好き揉捻機」

 です

 

ただ、なんでしょう

 

シリーズ化できるとかいうことをまだ思っていなかった時期で、何十年かぶりに描く線画が楽しかったのでしょうね

 

とりあえず描いてみようという方向がアリアリ

新しく描いたイラストの密度が上がってきた分、もうちょっと見せ方が工夫できたんじゃないか?とかいう反省の気持ちがでてくるのも確かなのです

 

 

この装置は蒸し製製茶の装置の並びとしては「粗揉機」の次に来るものです

 

drawing order2


この装置は唐箕(とうみ)と呼ばれる風力を使った手動式の穀物選別機です

 

子供の頃、田舎の小屋にあったのを覚えていて、その懐かしさと装置としてのレトロシンプルさがとても好きで、描かせてくださいとお願いした経緯があります

 

このシリーズのイラストはお茶関連縛りということにしているのですが、唐箕は穀物選別に使われるのが主だという話でしたが・・・

 

昔は日本でもお茶の選別に使われていたことがあるという話を聞いたこともあって、シリーズに組み入れたのでした

 

 

drawing order3


送っていただいた素材写真で、この装置の反対側の写真もあったのですが、カバーが大きく、あっさりした?ものでした

 

ところが反対側にはギアとベルトが。。。。

無茶ややこしいやん と思う一方で、これできたら格好ええかも〜と思ったのも確かです

 

おかげさまで工場の雰囲気もある程度わかるような構成で中揉機が完成となったのでした

 

この装置は蒸し製製茶の装置の並びとしては「粗揉機」>「揉捻機」の次に来るものです

 

drawing order4


この新聞配達所の入口横に置いてありそうな装置は棚式乾燥機というお茶を乾燥する機械です

今でも最新の乾燥機より棚乾のほうが良いという方は多いようです

 

このシリーズを始めた時、棚乾ってほぼ引き出しのある箱だから絵的にどうなの?という心配もありましたが、数名の方から是非描いてほしいというリクエストをいただいたのと、素材写真を提供してくださる農家さんがありましたので描かせていただくこととなりました

 

いずれにせよコアなお茶好きさんには無茶ウケるけど、知らない人は全く興味を示さないという両極端な機械です

 

この装置は蒸し製製茶の装置の並びとしては「粗揉機」>「揉捻機」>「中揉機」>「精揉機」の次に来るものです

 

drawing order5


これはもうイラスト化する前からわかっていたのですが、装置の複雑さから、よし描くぞ!となるまでちょっと時間がかかりました

 

それに加えて工場内の壁面の仕上げも結構込み入っていて、レイヤー分けしておかないと作業効率悪い悪い

 

それでもこういう複雑な機械はできてみると達成感みたいなものがあるのは確かです

 

 

この装置は蒸し製製茶の装置の並びとしては「粗揉機」>「揉捻機」>「中揉機」の次に来るものです

 

drawing order6


製茶の順序で言えば最初の工程

粗揉機という機械です

 

これを描くことで、蒸し製のプロセスはざっくりカバーできたんやないでしょうか

 

奥の機械のカバーは開いているのですが、閉まっていると絵的にあっさりしすぎだったのと、お茶の葉を揉むという作業をするためにカバーの中はこういう感じになっています〜と、ニュアンスをご説明するのにええかなあというわけで、農家さんに無理言って開いたところの写真をお願いしたのでした

 

これで蒸し製の製茶工程で使われるであろう機械はだいたい揃ったのではないでしょうか

 

 

drawing order7


さてこれ。製茶の機械っていうよりも栽培用の道具になるんでしょうか?

茶の木の畝の間に入れて土を耕す深耕機っていうものです

 

OHVのエンジンが載ってるらしいとかそういうのと、ハンドルがあることでバイク好きにはたまらない?道具です

 

最初にこれ見た時、個人的にツボだったので下絵画像をください~って(笑)

 

drawing order8 

 

 

 

これらのイラストはドロー系ソフトと言われる製図等に向いたものを使ってマウスで描いているので、有機的なものはとても苦手で、深耕機では背景の茶畑どうしようかと思いましたが、シーンを含めて機械や道具を描くというのがこのシリーズのルールなので、雰囲気重視にしました

スキルが無くてすみません


2020年3月現在までに描いたイラスト8種類をひとつにまとめたものです

 

 

 

drawing order9